10月9日、『Evening Standard』は「アーセナルに所属しているイングランド代表FWセオ・ウォルコットは、EURO2016に向けた準備について語った」と報じた。
アーセナルに移籍してから半年が過ぎた2006年夏、スヴェン・ゴラン・エリクソン代表監督(当時)によって突然招集を受け、10代でワールドカップに帯同することになったウォルコット。
最終的にチームはマイケル・オーウェンが怪我したことによって層が薄くなり、彼の招集にも賛否両論が巻き起こることになった。
ウォルコットはその当時の状況を振り返り、「あまりにも早すぎた」と話した。
セオ・ウォルコット
(アーセナルFW)
「(2006年のワールドカップでいきなりフル代表に呼ばれた)
あれはとても大変だった。間違いなく、今とは全く違う経験だったよ。
僕はプレミアリーグでの試合でも経験したことのなかったスポットライトの中に放り込まれたんだ。そして突然トップレベルの選手に囲まれることになる。
その時、人は『僕はここにいることに値しているのか?』と思うものだ。僕はそれに対処しなくてはならなかった」
「しかし、僕はそれ以来多くの経験をして、多くの代表キャップも獲得してきた。トッププレイヤーの周りでプレーすることは学習を援助してくれるものだが、僕のキャリアにとっては早すぎたよ。
まあ、でも過去は変えられない。そして僕はただEURO2016を楽しみにしているんだ」