16日、『Express』は「レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの売却を止められない可能性があると認めた」と報じた。
24歳までアマチュアでプレーしていたことで知られるヴァーディ。レスター・シティではプレミアリーグ昇格に貢献した上、今季は開幕から絶好調でゴールを量産している。
イングランド代表でも既に一定の評価を受けており、今最もプレミアリーグで注目されている点取り屋といえる存在になっている。
そのため多くのクラブが彼の獲得に向けて動いているとも言われ、近いうちにレスターからステップアップを果たすのでは? と考えられている。
その噂についてクラウディオ・ラニエリ監督は以下のように話し、多くのお金を費やすクラブがあれば売ることになるだろうと答えた。
とはいえ、記事のタイトルほどの可能性を認めたというわけではなく、単純に何が何でもキープできるという立場ではないということを話しただけである。
クラウディオ・ラニエリ
(レスター・シティ監督)
「もし私がクラブのオーナーで、金のことを考えていたなら、こう言うね。『もっと、もっと、もっとだ! ジェイミーが欲しいか? ならもっと多くの金をよこせ』とね。
ジェイミーについてのことではなく、全ての選手にあてはまる話ではあるが、重要なのは彼らの感覚なんだ。心がどうか。魂が、脳がどうなのか。
私はここで幸せな選手しか要らない。それが私の哲学だ。ここに残りたいと思わない選手は誰も残したくない。
我々は彼を保持したい。我々のベストなプレーヤー達をキープしたい。しかし、もし他のクラブが多くのお金を使いたいのであれば、オーケーだ。
それで我々はリスタートし、他の良い選手を見つけるだろう。今この時には、我々はジェイミーとの時間を楽しんでいる」