元リヴァプール監督のジェラール・ウリエは古巣の移籍方針に疑問を持っているようだ。

PSGやフランス代表で指揮を執った後、1998年からリヴァプールの指揮官を務めたウリエ。2001年には、UEFAカップ、FAカップ、ワージントン・カップ(現キャピタル・ワン・カップ)の「カップ・トレブル」を達成するもリーグ戦の制覇は成し遂げられなかった。

2004年に退団した後、リーグ・アンのリヨンやアストン・ヴィラを指揮したが、健康面に不安があることから、2010-2011シーズンを最後に監督業から離れている。

68歳となったウリエは新しい本を出版する予定で、その名は「Je Ne Marcherai Jamais Seul」。英語で「I'll Never Walk Alone」という意味だという。アンフィールドで受けた多大な声援は今も忘れられないようだ。

そんなリヴァプール愛を持つウリエが古巣の補強方針について以下のように語ったという。

ジェラール・ウリエ
(元リヴァプール監督)


「リヴァプールの補強方針については、彼らが犯しているミスはあまりにも多くの選手とサインし過ぎていることだと言いたいね。チームを団結させたいなら、選手をキープする必要がある」

「ルイス・スアレスの退団により、彼らはたくさんのストライカーを買った。マリオ・バロテッリを買い、リッキー・ランバートを買った」

「ブレンダン・ロジャーズのことは好きだったよ。彼は自分のチームをとても良くプレーさせていたからね。そして何人かの選手は彼の下で改善したよ」

「残念なことに、リヴァプールは多くのけが人を抱えてしまった。それでトロフィーを勝ち取れなかったんだよ」

「昨シーズンのFAカップのセミファイナルでアストン・ヴィラに勝つチャンスはあったよ。だが、またもや彼らは不足していたのさ」

「シーズン前に戻って考えれば、彼らはうまくやっていた。そしてスティーヴン・ジェラードが滑ってしまった。おそらくそれで彼のチームはタイトルを逃してしまったと思う」

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