29日、2部パーダーボルンとのDFBポカール2回戦を7-1と大勝したドルトムント。

香川真司も鮮やかなワンツーからリオネル・メッシを彷彿とさせるループシュートで見事なゴールを奪っており、調子の良さを感じさせた。

とはいえ、この試合でドルトムントはパーダーボルンに先制点を許してしまう。

イルカイ・ギュンドーアンからのバックパスを受けたGKロマン・ビュルキがコントロールを誤り、相手FWスルジャン・ラキッチに一瞬の隙を突かれたのだ(動画はこちら)。

結局この後ドルトムントはゴールを量産し7得点を奪うのだが、その同点弾を演出したスルーパスがなかなか見事なものだった。

失点から4分後の25分、ボールを持ち出したゴンサロ・カストロがこのスルーパス!

パスは相手GKがちょうど届かないところあたりを突き、このボールに追いついたアドリアン・ラモスは相手GKをかわして簡単にゴールを奪って見せた。まさに、相手GKを“誘った”絶品スルーパスであった。

この日、香川にもアシストを供給したゴンサロ・カストロは自身もゴールを奪っており、2得点2アシストと4ゴールに絡む活躍ぶり。この夏レヴァークーゼンから移籍してきたばかりだが、即座にチームにフィットし結果を残している。

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