アーセナルはリーグ第11節でスウォンジーを3-0で下した。2アシストのメスト・エジルもさすがであったが、DFエクトル・ベジェリンも確かな貢献を見せた。
ポストに激突する決死のカバーリングだけでなく、こんなプレーもやっていたのだ。
カウンターからスウォンジーFWバフェタンビ・ゴミスが完全に抜け出した場面。GKペトル・チェフがかわされるも、怒濤の走りで戻ったベジェリンが渾身のスライディングでボールをかき出してみせた。
ボールがゴミスに通った時点では、両者には相当な距離があったのだが、ベジェリンは快足を飛ばして決定的なピンチを阻止。ゴミスはちょっと余裕を持ち過ぎていたし、DFローラン・コシェルニも懸命に走ってカバーに入っているが、最後まで諦めなかったベジェリンの好プレーと言える。
結果的には3点差がついたが、ヴェンゲル監督も述べたようにアーセナルにとって前半は難しい展開でもあった。もしこの場面で失点していたら、違う展開となっていたかもしれず、ゴールに匹敵するビッグプレーと言えるはずだ。