サンティアゴ・ベルナベウで行われた231度目のエル・クラシコはバルセロナが4点を奪い圧勝した(全ゴール動画はこちら)。

そのなかで、ルイス・スアレスも確かな存在感を見せた。

キックオフから10分あまりで決めた先制ゴールは実に見事だった。

相手DFが崩れるなか、いやらしいポジショニングでボールが来るのを待ち受けたスアレス。セルジ・ロベルトからのスルーパスを絶妙なタッチのアウトサイドシュートでサイドネットに流し込んだ。

今年3月のクラシコでも、超絶技巧を見せていたスアレス。またもその卓越したシュートテクニックをまざまざと示した形。このシーンを別角度からも見てみよう。

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CBが空けたスペースへの絶妙なポジション取りと、無慈悲とも言えるシュート技術。

シュートするその瞬間までボールしか見ていないようにも見えるが、あのタイミングと振りで打たれると、GKとしてはまともに反応できない。それにしても、これ以上は不可能ともいえるほどのコースに決まっており、今世界で最もシュートが巧い選手といってもいいかもしれない。

そのスアレスは試合後、「ぞくぞくしたね。こういう試合は2倍の楽しみがある。とても満足しているよ」とその喜びを口にしていた。

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