宿敵バルセロナとのエル・クラシコで大敗を喫したことで、解任も噂されているレアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督。

彼が選手たちから呼ばれているというニックネームについて、『Marca』が伝えている。

それによれば、レアル・マドリーの選手たちはベニテスのことを、『10番』と呼んでいるという。

これは皮肉であり、トッププレイヤーでなかったベニテスが、クリスティアーノ・ロナウドやルーカ・モドリッチらを教授していることを揶揄するもののようだ。 選手たちは監督のアドバイスを理解しておらず、ベニテスは戦術との合致していない物事を修正しようとしているというが…。

なお、前任者のカルロ・アンチェロッティはローマやミランでプレーした元イタリア代表であったが、ジョゼ・モウリーニョも選手としては大成しなかった人物である。それでも彼は常に選手から支持されてきた(そうでなくなる場合もあるが)ものの、ベニテスは選手たちから軽んじられつつあるようだ。

一部には、ベニテスの指示は何にもならないと語っている選手もいるとされているが、果たして…。

なお、ベニテスの後任として招聘されるのではないかと噂されているジネディーヌ・ジダンだが、「私はどんなことも急がない。今の仕事はレアル・マドリー・カスティージャであり、それを続けていくよ」とそれを否定したようだ。

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