なお、日本サッカー協会が公開している最新版の「サッカー競技規則」によれば、ペナルティエリア内で間接フリーキックが与えられるのは、自陣ペナルティエリでGKが以下の4項目のうちいずれかの反則を犯した場合である。

・自分のものとしたボールを放すまでに、手で6秒を超えてコントロールする。

・自分のものとしたボールを手から放したのち、他の競技者が触れる前にそのボールに手で再び触れる。

・味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手または腕で触れる。

・味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手または腕で触れる。

主審のアロン・イェフェトがどのように解釈したかは不明だが、ホイッスルが鳴ったタイミングから判断するに一つ目の「6秒以上のコントロール」が該当しそうだ。

この「6秒」は必ずしも厳密ではないが、カメラによるとミニョレは21.4秒もボールを保持していたようだ。さすがにそれはやりすぎである…。

ちなみにこのミニョレ、後半にはこんなシーンもあった。

ボールをキャッチしてから周囲を確認し、なかなかディストリビューションを行わないミニョレ。一度全体を押し上げてからボールを味方に渡しているが、判断次第では速攻も可能な展開であった。これはクセなのかもしれない。

なお、試合はジェームズ・ミルナーとクリスティアン・ベンテケのゴールでリヴァプールが2-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めている。

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