オーストラリア1部Aリーグに在籍するニューカッスル・ジェッツ。

先週末の第18節ブリスベン・ロアー戦で着用した記念ユニフォームがなかなか奇抜であった。

全面にジェット機がプリントされたこのユニフォーム…。

胸スポンサーのロゴなどはなく、左胸にクラブのエンブレムが、右胸にリーグのエンブレムが刺繍されているだけである。

ではなぜニューカッスル・ジェッツはジェット機を全面に押し出したデザインのユニフォームを着用していたのだろうか?

ニューカッスル・ジェッツはニューサウスウェールズ州のニューカッスルを本拠地としているのだが、実は同じ州にはオーストラリア空軍の基地ウィリアムトンタウン・ベースがある。

この基地はニューカッスル・ジェッツのホームスタジアムであるハンター・バレーから数キロの距離にあり、クラブはオーストラリア空軍への忠誠を誓うためにこのような記念ユニフォームを作成し、着用したのだという。

つまり、ユニフォームに描かれているのはオーストラリア空軍の戦闘攻撃機であるのだ。

この戦闘攻撃機のモデルは「F/A-18 ホーネット」というのだが、ニューカッスル・ジェッツは今後とも毎年Aリーグの第18節をオーストラリア空軍の記念試合とするのだそうだ。

試合当日、スタジアムではオーストラリア空軍によるこんなイベントも行われたのだそう。

ちなみに、試合は1-1で終了している。

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