30日、『The Northern Echo』は「ミドルズブラのサポーターは、火曜日に行われるキャピタルワン・カップのエヴァートン戦でセレモニーを行う」と報じた。

本日ミドルズブラは本拠地リヴァーサイド・スタジアムでエヴァートンと対戦する。サポーターグループはその前半33分に一斉にスマートフォンや携帯電話の画面を光らせ、ある歌を歌うことを決めたという。

その理由は、これまで33年間BBCでミドルズブラのコメンテーターを務めていたアリ・ブラウンリー氏が先日大腸癌と診断され、治療をスタートさせることが発表されたからだ。

先週末に行われたハダーズフィールド戦でもミドルズブラのファンは『Ali Brownlee - he's one of our own』という曲を歌い、エールを贈っていた。

先日発生したパリでの同時多発テロ事件後にも見られたが、欧州のサッカー界は非常にこの種の行動が速く、そして積極的である。クラブにゆかりのある人物をサポーター主導でトリビュートするというのは、イングランドでのサッカー文化の深さを感じられる出来事だと言える。

エヴァートンとのキャピタルワン・カップ準々決勝は、日本時間2日の4:45キックオフだ。

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