パレルモ、ユヴェントス、ペルージャなどで活躍したイタリア代表FWファブリツィオ・ミッコリが現役引退を発表した。36歳だった。

昨シーズン限りでレッチェを退団し、6月にマルタのビルキルカラに移籍していたミッコリ。だが、挑戦は半年足らずで終わりを迎えることになった。

マルタはイタリアに近いこともあり、キャリアの終盤に有名選手が移籍をセレクトすることもある。当時、ビルキルカラを昨年率いていたのはパレルモやペルージャでプレーをしたジョヴァンニ・テデスコであり、つまり共にプレーした元同僚であった。

ミッコリがリーグ戦で11試合6ゴールをあげる中、チームは3位と低迷中。テデスコ監督は解任され、今月10日にアシスタントコーチだったジョセフ・マンスエートが内部昇格している。そうした監督交代も影響したのかもしれない。

『Tuttosport』によるとビルキルカラとミッコリの関係はこれからも続き、ミッコリのサッカースクールとビルキルカラ・ユースの提携などを行う予定だという。

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