チェルシーにおけるジョゼ・モウリーニョの第2次政権がついに終わりを告げた。

そんななか、『Telegraph』が、第2期におけるモウリーニョの獲得選手にランキング付けを行っていた(期間は2013年7月1日~2015年12月17日まで)。なお、日本円換算は全て現行レート。

20位 MFフアン・クアドラード/2700万£(48.7億円)/ユヴェントスへローン中

獲得するのに莫大な費用が掛かったと思う(移籍)だろう。モウリーニョには2014W杯におけるスターのひとりである彼を最大限に利用する方法にアイディアがあったのかもしれない。ただ、本当にこの獲得についてモウリーニョがリサーチをしたのかについては疑問が残る。

チェルシーでのフアン・クアドラードは完全に失敗だった。わずかな出場機会で何の寄与もなかった。

イングリッシュ・フットボールへの適応にも失敗したのか、監督からの息苦しい戦術的な要求が足かせとなり、クリエイティビティを発揮できなかったのか。今季ユヴェントスでの印象的なパフォーマンスから判断するに、その理由はまずおそらく後者だろう。

評価:ハズレ

19位 MFマルコ・ファン・ヒンケル/800万£(14.4億円)/ストークへローン中

どうにかどこかでうまく成長してくれという願いのもと、他に貸し出すためだけに獲得したチェルシーの400万の選手のうちのひとり。現在ファン・ヒンケルはストークで平均以下のパフォーマンスに終始している。

800万ポンドという移籍金は、獲得する前にモウリーニョが彼の中に何かを見出していたことを示唆している。だが、彼のチェルシーにおける彼の時間はナタン(フィテッセへローン中)やマリオ・パシャリッチ(モナコへローン中)といった名も無きMFより、ほんのわずかに忘れがたいのみだ。

評価:ハズレ