本田圭佑や吉田麻也などが使用していることでお馴染みのミズノ「イグニタス」シリーズ。その最新モデルが今月リリースされた。
「イグニタス」は2010年に初代モデルが登場。足の甲の内側に回転がかかりにくい素材「バイオコントロールパネル」を配置し、代表的な着用選手である本田とともに無回転キックのイメージで夢を与えてきたスパイクだ。
その後、3代目の「イグニタス3」では縦回転のエリアを追加するなど、とにかくフリーキックの印象が強かった。
Mizuno Wave Ignitus 4 Japan
しかし、今回発表された「イグニタス4」のコンセプトは、『脱・フリーキック用シューズ!』。
従来の無回転・縦回転だけではなく、あらゆるキックを正確に蹴ることができるシューズとして制作されており、これまでやや硬めだったアッパーの前足部アウトサイド側にカンガルーレザーを採用するなど大幅進化。また、トップモデルの『ウェーブ イグニタス 4 JAPAN』は、「イグニタス」シリーズ初の“MADE IN JAPAN”モデルとなっている。
様々な物事を“覆す”という意味合いで、オセロをイメージした白黒のカラーリングが「モレリア」の香りも漂わせるなど、ミズノの英知を結集した最新の「イグニタス」だ。
こちらがインサイド側。それぞれ改良された無回転・縦回転のエリアに加え、インサイドキックのコントロールをサポートする「クッションコントロールエリア」が新たに搭載されている。
初期カラーは“Reversi”と名付けられた前述のオセロカラー、ホワイト×ブラックと、「日の出」をイメージした“Day break”ことオレンジ×ブラックの2色。
既に先月代表戦デビューも飾っており、このうち本田は所属のミランにおいて、ホーム戦で白黒、アウェイ戦ではオレンジ黒を着用している。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ