田中順也が在籍するポルトガルの名門スポルティングが、ヴィトーリア・セトゥバウに所属する韓国代表FWソク・ヒョンジュンに興味を抱いている。『A Bola』などが伝えている。
190cmの大型ストライカーとして知られるソクは現在24歳。
年代別の韓国代表で活躍し、高校卒業後にKリーグを介さずオランダのアヤックスと契約した逸材である。しかしアヤックスでは大成できず、その後、フローニンゲン、ポルトガルのマリティモ、サウジアラビアのアル・アハリ、再びポルトガルのナシオナルと転々とし、昨季途中にヴィトーリアへ加入した。
これまでのキャリアで5ゴール以上を決めたことがなくやや伸び悩んでいたソクだが、今季は開幕からゴールを量産。ここまで14試合8ゴールと出色した成績を残しており、8月には約5年ぶりに韓国代表へ復帰した。その活躍によりポルトガル3強を形成するスポルティングが、所属選手が引き抜かれた時の代替としてソクに注目しているとのことだ。
ソクとヴィトーリアの契約は2018年までとなっており、報道によれば移籍金は300万ユーロ(約4億円)が発生する見込みだという。