1月にリーベル・プレートからアトレティコ・マドリーへ移籍することが決まっているアルゼンチン人MFマティアス・クラネビッテル。天才と評価される22歳の新鋭が語った言葉を『as』が伝えている。
[SELECCIONADOS] Matías Kranevitter fue titular y disputó los 90' en la semifinal del #MundialDeClubes. pic.twitter.com/Y55oPfS10X
— Selección Argentina (@Argentina) 2015, 12月 16
マティアス・クラネビッテル(リーベル・プレートMF)
「(あなたは6人兄弟の長男で、以前はゴルフをしていました。“キャディ”というあだ名もありましたね。)
父は建設労働者です。僕らが子供だった頃、いつもお金がなかったので、いくらか稼ぐために僕はキャディとして仕事をしていたんです。
食べ物のために母に10ペソ(現レートで100円ほど)を渡して、残りは自分のために取っておきました。
近くに4つのゴルフコースがあったんです。朝学校へ行き、その後練習に行く時間になるまでキャディとして働きました。
幼い頃から『人生で何かを得たいなら、そのために犠牲を払わなければならない』ということを学びましたよ」」
「(まだゴルフをプレーしていますか?)
ゴルファーのアンドレス・ロメロは家族ぐるみの友人ですし、セサル・コスティージャは母の従弟です。
僕の兄弟のひとりもゴルファーなんですよ。僕も子供の頃にプレーを学び、家にいる時は兄弟とプレーします。
もしサッカー選手になっていなければ、ゴルファーになっていましたね」
家族の生活費を稼ぐために、幼い頃キャディとして働いていたというクラネビッテル。
所謂ハングリー精神の持ち主のようだ。来年から参戦するリーガでは、ディエゴ・シネオネ監督のもと一層の成長と活躍に期待したい。
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