26日の“ボクシング・デー”に行われたリヴァプール対レスター戦。
試合はクリスティアン・ベンテケのゴールでリヴァプールが1-0と勝利し、プレミアリーグではおよそ1ヵ月ぶりとなる勝利を手にした。
このゲームで生まれたシュート数は、リヴァプールから見て17対6。
試合を優勢に進めていたのはリヴァプールであり、試合後フラッシュインタビューに登場したユルゲン・クロップ監督も「レスターのチャンスがあまり思い出せないくらい」だったと話している。
しかし、そんなクロップ監督も肝を冷やしたシーンがあった。それがこちら。
1-0でリードしていた後半、レスターDFクリスティアン・フックスがこの高速ロングスロー!
ボールは弓矢のような軌道でシモン・ミニョレの方へと飛んでいき、ゴール前は一時混戦に。デヤン・ロヴレンが頭でかすらせそのボールをママドゥ・サコが胸で当て、レスターDFロベルト・フートが飛び込んだが最終的にはミニョレがしっかりとキャッチした。
それにしても、フックスのスローインは誰かに当たれば入るような強烈なボールだった。
このシーンについてクロップ監督はフラッシュンタビューの中で「もちろんセットプレーは常に脅威だったし、特にフックスのロングスローは信じられない凄さだった」と話している。
この夏レスターに加入したフックスは、2011年から2015年までシャルケに在籍していた。シャルケはドルトムントのライバルチームであることから、クロップ監督もその脅威について改めて感じたのかもしれない。
そんなフックスだが、この試合では好クロスでチャンスを演出していた。