12月も最終週に突入し、欧州の各国リーグの多くは一時中断している。

もちろん、プレミアリーグのように年末年始に試合を行うリーグもあれば、北欧のように春秋制を採用しすでにシーズンが終了しているリーグもある。しかし、一般的にこのシーズンのヨーロッパ各国では試合が行われることは少なく、短いブレイクが設けられているリーグは少なくないのだ。

さて、ギリシャ1部スーパーリーグも現在は2週間ほどの小休止に突入しているのだが、オリンピアコスの成績が圧倒的だった!

本当はスーパーリーグの公式サイトで順位表を見たいところなのだが、最新の結果が反映されていなかったので『Soccerway』で確認してみよう(それでいいのか公式よ…)。

こちらは、第15節終了時点での同リーグの順位表だ。

首位を走るのはやはりオリンピアコスなのだが…なんとこの前半戦の15試合を15勝0分0敗で切り抜けたのだ!

シーズンを無敗で終えるチームはいる。たとえば2003-04シーズンのアーセナルがそうであり、今季のバイエルンも先日のボルシアMG戦まで14試合で無敗を続けていた。しかし、「無敗」どころか「全勝」で2015-16シーズンの前半戦を終えたのはUEFAに加盟する1部リーグの中でオリンピアコスだけである。

さらに興味深いことにオリンピアコスはここまでリーグ41得点をあげているのだが、チーム内得点者はMF登録であるコスタス・フォルトゥニスであるという。

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第6節ではアーセナルに敗れ決勝ラウンド進出はならなかったものの、43度目のリーグ制覇に向かって視界は良好であるようだ。

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