イングランド2部フットボール・リーグ・チャンピオンシップ。

先週末行われたバーミンガム対ブレントフォード戦で、ちょっと珍しいトリックプレーが生まれたという。

場面は黒いユニフォームのブレントフォードがフリーキックを獲得したシーン。

青いユニフォームを着たバーミンガムの選手たちは9.15m離れて壁を作っているのだが…なんとその前にブレントフォードの選手たちが2枚も壁を作っていたのだ!

静止画で見るとこの通り。なかなか見ない形である。

この後、最前列の壁がクルッと反転したのを合図に2枚目の壁はバーミンガム選手たちをブロックしに行き、リース・ブラウンがこの位置から直接ゴールを狙った。しかし、ボールは枠をわずかに外れゴールとはならなかった。

壁の枚数が前列に行くほど少なくなっていることから、英国『Channel 5』はこのトリックプレーについて「Xmas tree routine(クリスマスツリー・ルーティーン)」と紹介している。

壁に7人、キッカーに2人。計9人が協力してのやや大がかりなセットプレーであった。

ちなみに、これに近いトリックプレーが昨年のUEFAチャンピオンズリーグでもキマっている。

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