『Daily Mail』は「イングランド・プレミアリーグのボーンマスは、モナコに所属しているイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィの獲得に向かっている」と報じた。
昨年夏にフランス・リーグアンのモナコへ期限付き移籍したエル・シャラウィであるが、前半戦でインパクトを残せなかったため、今夏はミランに返却される可能性が高くなっている。
一方でミランは彼をチームに加える方針はなく、移籍先を探さなければならない状況となっている。
この数日で最も彼の獲得に近づいていたと報じられていたのは、同じイタリア・セリエAのローマであった。
しかしこれはモナコとの経済的な理由によってなかなか交渉が進んでいないと伝えられ、時間がかかっていた。
そこで急接近してきたのはイングランド・プレミアリーグのボーンマス。彼らは1000万ポンド(およそ17.3億円)という買い取りオプション付きのローンを打診しているという。
一方で『Sportmediaset』は「今週土曜日にローマのSDヴァルテル・サバティーニ氏がミランCEOのアドリアーノ・ガッリアーニ氏と会談を行う」と報じており、こちらも1200万ユーロ(およそ15.3億円)の買い取りオプション付きローンを打診することが予想されている。
また、それ以外にもフィオレンティーナ、そしてエル・シャラウィの古巣でもあるジェノアが興味を示しているとのことで、この数日での動きが注目されそうだ。