『Gazzetta dello Sport』は「トロントFCのイタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコは、セリエAは懐かしくないと話した」と報じた。
天才アタッカーと高い評価を受けながら、ユヴェントスでは十分な出場機会を得られず、アメリカ・メジャーリーグサッカーへと活動の場を移したジョヴィンコ。新天地では34試合で22ゴール16アシストと別格の活躍を見せ、トロントFCの攻撃を牽引している。
28歳の現役イタリア代表がアメリカを選んだことには少なからず驚きの声が上がり、ヨーロッパ復帰の噂も流れる中、ジョヴィンコは『Sportitalia』の取材に対して以下のように話したという。
セバスティアン・ジョヴィンコ
「僕はトロントに満足している。自分が下した選択に満足しているんだ。
再びプレーをスタートできる時を待ちきれずにいるよ。数ヶ月前にシーズンは終わってしまったが、早くピッチに戻りたいよ」
「(ユヴェントスについて)
懐かしいね。でも、僕は決断を下したし、それを喜んでいた。メジャーリーグサッカーは成長しているリーグだと知っていたし、僕はライフスタイルを変化させたかったんだ」
「(セリエAについて)
今となっては、懐かしくはないね。何年か経てば分からないけど、現段階では僕は満足している。将来何が起こるかは分からない。フットボールにおいてはね。
メジャーリーグサッカーのフットボールは成長している。そして今後の5~6年でさらに重要なリーグになっていくだろう」
「(イタリア代表について)
アントニオ・コンテ監督は、イタリアとアメリカの距離は問題にならないところを見せてくれている。僕はEURO2016に出たい」
「(バルセロナに興味を持たれているとも言われたが)
我ながら信じられなかったね。それは真実だけれども、確定したものは何もない。小さなアプローチがあったということだけだよ」