アーセナルはバーゼルからエジプト人MFムハンマド・アル・ナーニー(23歳)を獲得。この冬、最初の補強を行った。
Here's @ElNennyM on how it feels to sign for @Arsenal. Watch his first interview: https://t.co/sxErRzFuHW
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— Arsenal FC (@Arsenal) 2016, 1月 14
700万ポンド(11.8億円)で獲得したアル・ナーニーは攻撃参加と両足からの精度の高いシュートを武器とする選手。どちらかといえば攻撃よりのタイプであるが、離脱中のフランシス・コクランの代役としても期待されている。
ただ、中盤の本格的な“総点検”は今年の夏にあるだろうと『telegraph』が伝えている。
アーセナルはマテュー・フラミニ(31歳)、ミケル・アルテタ(33歳)、トマーシュ・ロシツキー(35歳)との契約が今季で満了となる。彼らに対し今のところ新契約がオファーされる見込みは薄い。
そのほか、ジャック・ウィルシャーも怪我がちで、31歳のサンティ・カソルラとの契約も2017年6月末までだ。
ウィルシャーはまだ24歳であることから、今後は彼やアーロン・ラムジー、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、コクラン、アル・ナーニーといった選手たちが中盤の中心となっていくだろうとされている。
だが、アーセン・ヴェンゲル監督は夏の移籍市場で少なくとも1人は大物MFを加えたいと考えているという。そして、その意思をスカウト陣に伝えているそう。
ストライカーやセンターバックの補強も視野に入れつつ、プライオリティを置いているのはあくまで中盤。そのなかでもサイドではなく、センターハーフや守備的MFの強化のようだ。
そして、意中の人物はスポルティング・リスボンのMFウィリアン・カルヴァーリョ(4月で24歳)、サウサンプトンのMFヴィクター・ワニャマ(6月で25歳)、レヴァークーゼンのMFラース・ベンダー(4月で27歳)というお馴染みのメンバーだとされている。
いずれにしろ上記のベテランMF3人が一気に退団となれば間違いなく大きな補強が行われるはず。半年後のアーセナルの動きは大いに注目を集めそうだ。