2014年にボヤン・クルキッチがストーク・シティへ移籍した際、多くの人がその決断に驚いた。だが、今や彼はブリタニア・スタジアムのヒーローとなり、チームの攻撃を牽引する存在になっている。

そのボヤンに『Sky Sports』などでスペインを担当しているギジェム・バラゲ氏がインタビューを行った。地元の『The Stoke Sentinel』が伝えており、そのなかではリオネル・メッシについての話題も出たという。

なんでも、ブリタニアでもメッシはうまくやれるかを聞かれるとボヤンはこう答えたそうだ。

ボヤン・クルキッチ(ストークFW)

「メッシならできるよ!

(他の)チームたちはブリタニア・スタジアムに来るのが好きじゃないと思うな。特に冬は風が強く、寒い…だから僕らは強いチームなのさ。簡単ではないよ。

でも、僕はそれを楽しもうとしているし、この状況で自分のフットボールを向上させようとしている」

こう述べたボヤンに対し、バラゲ氏はメッシが話してくれたあるエピソードを伝えたという。

ギジェム・バラゲ

「メッシにこのことを聞いたことがあるんだ。

彼はこう言ったよ。

『そういうことを言う人間は理解すべきさ。僕は11歳の時、ロサリオで酷いコンディションでプレーしていた。ピッチ上にはガラスに穴、何でもあった』

そして、彼は(実際)いいプレーをしていた」

この話を聞かされたボヤンはこう語ったという。

ボヤン・クルキッチ(ストークFW)

「もちろんだよね。もし彼がブリタニアへやって来たとしても、きっといいプレーをするはずさ」

元バルサの選手たちを多く獲得していることから、一部では“Stokelona”などとも呼ばれているストーク。もしブリタニアでボヤンとメッシが共演することになれば、それは夢のような話ではあるが…。

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