23日、『Sportmediaset』など各メディアは「イタリア・セリエAのローマは、中国超級リーグの江蘇蘇寧にジェルヴィーニョを売却することに合意した」と報じた。
2013年からローマでプレーしてきたジェルヴィーニョであるが、今季6ゴールを決めつつも怪我に悩まされており、本領発揮とは行かない状況となっている。
彼に対してはブラジル代表FWルイス・アドリアーノ(ミラン)を取り逃した江蘇蘇寧が以前から接触していたと言われていたが、最初の1050万ユーロ(およそ13.5億円)のオファーが断られたというレポートがあった。
ところが、アドリアーノが破談に終わったためか、そのオファーはついに1500万ユーロ(およそ19.2億円)+ボーナス最大300万ユーロ(およそ3.8億円)という価格にまで上昇し、ローマはそれに同意したという。
記事によれば、今週中にはジェルヴィーニョが中国へ飛び契約を完了させるのではないかとのことである。
また、『Daily Star』は「ローマに所属しているコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアは、中国超級リーグへ移籍する可能性がある」と報じている。
昨年1月にローマへとやってきたドゥンビアは、アフリカネイションズカップでの離脱もあって活躍出来ず、夏に古巣のCSKAモスクワへと貸し出された。
本人はイタリアに戻りたくないと言っていたものの、条件が厳しかったためにCSKAは買い取ることが出来ず、今月ローマに復帰している。
彼についてはイングランド・プレミアリーグのスウォンジー、サンダーランド、レスター・シティ、クリスタル・パレス、ノリッジ・シティなども関心を寄せているようだが、上海か江蘇への移籍というオプションも検討されているようだ。
なお、同じように中国の噂があるのはインテルのコロンビア代表MFフレディ・グアリン。彼についてはクラブの副会長ハビエル・サネッティも交渉の存在を認めており、条件に合意されれば江蘇蘇寧に飛ぶ可能性がある。