イングランドのU-18世代によるカップ戦、FAユースカップ。ユースの大会でありながら50年以上の歴史を持つ。
27日にはその4回戦が行われリヴァプールはカーディフと対戦し3-0で勝利しているのだが、0-0で迎えた前半、鮮やかなゴールが決まっている。
最終ラインの選手から送られてきたロングフィードを、敵陣ペナルティエリア付近でベン・ウッドバーンが胸トラップ。その勢いを“殺す”と、ボールを地面につけることなくダイレクトではたき、GKの頭上を越すループシュートを選択したのだ。
これだけの距離のロングパスをゴール前でしっかりコントロールするだけでも難しいのだが、トラップしてそのままループを狙うなんて…。デニス・ベルカンプやロベルト・バッジョを彷彿とさせるプレーだった。
ウッドバーンの活躍もあり、5回戦に進出したリヴァプール。次はノッティンガム・フォレストと対戦する。