2日のリヴァプール戦で2-0と快勝した首位レスター。

この試合ではエースのジェイミー・ヴァーディが「ゴール・オブ・ザ・シーズン」の候補にもなりそうな先制点を含む2ゴールを記録したが、そのヴァーディと2トップを組んだ岡崎慎司も攻守に躍動し、2点目のゴールを演出した。

後半にはこんな場面もあった。

最後にボックス内で倒された岡崎に対し主審は笛を吹かなかったが、岡崎を中心にバルセロナの「ティキ・タカ」を彷彿とさせる細かいパスワークを見せたのだ。

シーズン序盤はプレミアの水に慣れず苦しんだ岡崎だが、最近は絶好調。常に全力でボールを追う姿に一部ファンからは「日本のカイトだ!」と、リヴァプールで活躍した元オランダ代表ディルク・カイト(現フェイエノールト)に例える声も上がっている。

一方で先月のFAカップ・スパーズ戦でのゴールなど、鋭い切り返しをたびたび見せていることもあり、

「われわれが別のストライカーが必要だと言ってから(チームは)誰も獲得していない…。岡崎がメッシになっています苦笑」(レスターサポーター)
「岡崎 > メッシ」(リヴァプールサポーター)

と、岡崎をメッシに例えたり、対戦相手のサポーターが「メッシ以上だ!」とつぶやく声もあった。冗談半分であろうが、その調子の良さがうかがえるだろう。

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