『FourFourTwo』は「上海申花でプレーしているオーストラリア代表FWティム・ケイヒルは、中国はすぐ1億ユーロ(およそ130.5億円)を出すようになるだろうと話した」と報じた。
今冬のマーケットで世界を揺るがす取り引きを続けている中国超級リーグ。江蘇蘇寧、広州恒大、上海上港などが大きなお金を投資しており、特に先日のアレックス・テイシェイラに5000万ユーロ(およそ65.3億円)が支払われた際には話題になった。
この後もエセキエル・ラベッシやジョーなど南米の有力選手が契約するのではないかと言われており、サッカー界を揺るがすものとなっている。
現在上海申花でプレーしているティム・ケイヒルは以下のように話し、すぐに中国は1億ユーロの壁を越えてくるだろうと予想した。
ティム・ケイヒル
「最初に中国へ来たとき、そのビジョンを知った。僕はこの背後に何があるかを知っているし、彼らが何をやりたいかも理解している。
今ここへやってきているもの、そして我々がいる場所、これは本当にクレイジーだ。
中国は力を持っている。何かをやろうとしたときにはね。それを手にしているし、手放したくないと考えている。
これは回転ドアのようなものだよ。多くの選手がやってくるのを見た。そして、多くの選手がここを離れていく。
クレイジーに見えるが、それは価値を得るための唯一の道だ。巨大になっていくよ。
おそらく、すぐに中国は移籍金で1億ユーロの壁を簡単に突破してくるだろうね」
「(中国への移籍と生活について)
私がやったように、選手はサッカーの面だけで判断を下すのではない。個人として何を望むかという点次第なんだ。
中国は選手を助けてくれるか? いいや。国のためにはなる? それはYESだ。
選手にはそれぞれ違う考え方がある。そして、中国に暮らすことが出来なければならない。
私は上海に住んでいる。とても大きな街だ。他の地域ではもうすこし難しいだろう。我々はそれがどれだけ続くか、様子を見る」