1950~60年代にかけてレスターで活躍したケン・キーワースさん。

2000年に65歳で亡くなった彼の甥にあたるロブさんが、ちょっとほっこりするエピソードをFacebook上で明かしていた。

Leicester City. Proper football club. As I've mentioned in the past, my uncle played for Leicester in the 60s and was...
Posted by Rob Keyworth on 2016年2月20日

なんでも、ケンさんはレスターで3年連続チーム内得点王になるほどの名FWだったそう。1963年のマンチェスター・ユナイテッド戦ではわずか6分間でハットトリックを達成し、同じく1963年のFAカップ決勝ではユナイテッド相手にゴールを決めている(結果は3-1で敗戦)。

そんな偉大な叔父をもつロブさんの甥であるチャーリーくんはこの半年ほどでレスターのファンになったそう。

先週土曜日、チャーリーくんの父親が彼にしたいことを聞くと、チャーリーくんはレスターのクラブショップに行きたいと答えたとか。(住んでいる?ニュージーランド時間の)土曜日の朝にこの話を聞いたロブさんは、チャーリーくんのためにレスターに何かしてもらえないかと思案したという。

土曜日だったために難しいことを承知で、ありとあらゆるクラブの連絡先にメールをして、返信への僅かな期待をもってツイートもしたそう。

その後、クラブ側から今日は何もすることはできないとしつつ、チャーリーくんと会いたがるであろうレスターの歴史を知り尽くした人物にコンタクトし、彼の偉大なる叔父の記念品を見せてくれるよう仕向けたとする返信があったという。

それに歓喜したというロブさんは、朝起きるとチャーリーくんがスタジアムやロッカールーム、さらにはピッチにまで案内された写真を目にすることになったそう。

その詳細は分からないとしつつ、母親を亡くしたばかりだという9歳のチャーリーくんのことをレスターが丁重に迎えてくれたとして、クラブへの感謝を綴っていた。

どうやらかつてのレジェンドの親族のために、急なお願いにも関わらず粋な計らいをしてくれたようだ。いいね、レスター!

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