プレミアリーグで首位に立つチェルシーはレスター戦に3-1で勝利した。

この試合ではティボー・クルトワが軽い臀部の負傷によりベンチとなり、ベテランのペトル・チェフがチェルシーのゴールに立った。

3月以来の出場となったチェフは先制こそ許すも、その後は相手をシャットアウト。

モウリーニョ監督も「ベテランと若手。ペトルにジョン(テリー)、ディディエ(ドログバ)、ブラニスラフ(イヴァノヴィッチ)。その他にもピッチ上の巨人たちはいる。マティッチにファブレガス、ラミレス…なんて偉大なチームなんだ」と選手たちを讃えていた(揶揄されることの多い選手層の薄さに対する皮肉にも聞こえなくもないが)。

そんな試合はレスターのホーム、キング・パワー・スタジアムで行われたのだが、試合後にはこんなシーンがあった。

ロッカーへと引き上げる両チームの選手たち。そんななか、チェフはロッカールームには入らず誰かをジッと出待ち。

そこに現れたのは今年1月にチェルシーからレスターへと移籍したGK、マーク・シュウォーツァー。

チェフはこの日出場機会のなかったシュウォーツァーを待っていたのだ。2人はがっちりと握手をかわし抱擁!

心温まるシーンであったとともに、チェフの律儀な性格も垣間見れたような気がした。

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