今月10日に行われたアーセナルとのロンドン・ダービーにおいて、アレクシス・サンチェスと交錯し頭部を負傷したチェルシーGKティボー・クルトワ。

この試合でクルトワは頭に大きなダメージを負い、大事をとって24分で交代。状態が心配されていたが大事には至らず、その後のベルギー代表の試合にも無事出場している。

そんなクルトワに、この試合で途中出場した男が助言をしていたようだ。

チェルシーのゴールマウスを長く守り、クルトワの加入によりベンチに座る機会が増えたペトル・チェフである。

ご存知の通り、チェフは2006年に頭蓋骨の陥没骨折を経験し、それ以降頭部にヘッドギアを装着してプレーしている。チェフはその試合で一時意識不明になり今後の選手生命にも支障が出る可能性があったが、驚異的な回復力で数カ月後に復帰している。

そんなチェフはこの度、クルトワにある助言を送っていたようだ。


ティボー・クルトワ(チェルシー)

「彼は私に、プレミアリーグではゴールキーパーに対して突進してくるストライカーが確かにいると話してくれた。だから、頭を守ることがより良いんだ。より早くに伏せると、背中や肩が頭を守ってくれる。

それは彼が与えてくれた情報だ。とても良かった。なぜなら、新しいリーグに来ると、違うこともあるからね。

イングランドではロングボールを蹴って素早く前方へと走るチームがある一方、スペインはより組織的だ。よりサッカー的だとも言えるかな。

ここはよりフィジカル的なのかもしれない。そして、この国の審判たちはスペインほど早くに増えを吹こうとしないね」

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