欧州サッカー連盟(UEFA)は、今年夏に行われるEURO2016の試合を裁く審判団112名を公式発表した。
昨年12月にUEFAは18名の主審を発表していたが、今回はさらに副審、追加副審、第3審を含めた112名のリストが公開された。それに加えて、予備として主審2名、副審2名を選出している。
各試合では同じ国の出身者6名から構成されたグループによってジャッジが行われることになる。
なお、前回大会にあたるEURO2012で決勝戦をジャッジしたポルトガル人審判ペドロ・プロエンサ氏は昨年引退し、その後ポルトガルリーグの会長に当選している。
主審を務める18名と予備の2名については以下の通りとなっている。
- パヴェウ・クラロヴェツ(チェコ)
- マーティン・アトキンソン(イングランド)※2015年EL決勝主審
- マーク・クラッテンバーグ(イングランド)
- クレマン・テュルパン(フランス)
- フェリックス・ブライヒ(ドイツ)
- ヴィクトル・カサイ(ハンガリー)
- ニコラ・リッツォーリ(イタリア)※2014年W杯決勝主審
- ビョルン・クイペルス(オランダ)
- スヴェイン・モエン(ノルウェー)
- シモン・マルシニャク(ポーランド)
- オヴィディウ・ハテガン(ルーマニア)
- セルゲイ・カラセフ(ロシア)
- ウィリアム・コラム(スコットランド)
- ミロラド・マジッチ(セルビア)
- ダミール・スコミナ(スロベニア)
- カルロス・ベラスコ・カルバージョ(スペイン)
- ヨナス・エリクソン(スウェーデン)
- キュネイト・チャクル(トルコ)※2015年CL決勝主審
第4審:
- アレクセイ・クルバコフ(ベラルーシ)
- アナスタシオス・シディロプーロス(ギリシャ)
なお、副審などを含めた全員のリストについてはUEFAが掲載した英語のPDFを参照のこと。
審判員は4月18~21日にパリの施設で合宿を行い、講習やトレーニング、フィットネステストなどを受ける予定になっている。