ミッドウィーク開催となったプレミアリーグの第28節。

1日に行われた試合ではレスターがWBA相手に2-2と取りこぼし、2位以下につけるトッテナムやアーセナル、マンチェスター・シティにチャンスが回ってきたかに思われた。

しかし、2日に行われた試合結果はある意味で驚くべきものだった。

なんと3チームが全て敗れたのだ。

これにより、上位4チームの中で勝ち点を得たのはレスターのみというまさかの結果に。2位スパーズにいたってはこの日のウェストハム戦に勝利すれば首位に立つことができていただけに、痛恨の黒星となった。

先週末、マンチェスター・ユナイテッドに敗れたアーセナルもスウォンジー相手に不覚を取った。逆転での優勝を狙うためには、レスターが引き分けておりなんとしてでも勝利が欲しかったのだが…レスターに付き合う形で白星を逃している。

そんなアーセナルの勝負弱さを示すジンクスがあるようだ。

今季、レスターが勝ち点を逃した節の結果を見てみると…

【第3節】

レスター 1 - 1 トッテナム
アーセナル 0 - 0 リヴァプール

→レスター引き分け、アーセナル引き分け

【第6節】

ストーク 2 - 2 レスター
チェルシー 2 - 0 アーセナル

→レスター引き分け、アーセナル負け

【第14節】

レスター 1 - 1 マンチェスター・ユナイテッド
ノリッジ 1 - 1 アーセナル

→レスター引き分け、アーセナル引き分け

【第18節】

リヴァプール 1 - 0 レスター
サウサンプトン 4 - 0 アーセナル

→レスター負け、アーセナル負け

【第22節】

アストン・ヴィラ 1 - 1 レスター
ストーク 0 - 0 アーセナル

→レスター引き分け、アーセナル引き分け

【第28節】

レスター 2 - 2 WBA
スウォンジー 2 - 1 アーセナル

→レスター引き分け、アーセナル負け

その多くでアーセナルも勝ち点を逃していることが分かる。いわゆる「お付き合い」というやつだ。

アーセナルといえば、第7節のレスター戦で5-2と勝利しており、キング・パワースタジアムで行われた第26節ではダニー・ウェルベックの劇的な逆転ゴールでレスターを再び下し"ダブル”を達成していた。

しかし、現時点で首位レスターと3位アーセナルとの勝ち点差は6も開いている。その理由は、レスターが躓いた節で取りこぼしてしまう勝負弱さにありそうだ。

【厳選Qoly】本日初戦!U-23日本代表、パリ五輪出場を左右する「キープレーヤー」5名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら