『FourFourTwo』は『Gazzetta dello Sport』のレポートを引用し、「トロントFCに所属しているMFセバスティアン・ジョヴィンコは、EURO2016に向けての意気込みを語った」と報じた。
昨年、ユヴェントスを離れてアメリカ・メジャーリーグサッカーへと活躍の場を移したジョヴィンコ。
欧州トップレベルを離れたことによって代表でのキャリアが心配されたものの、逆に新天地で大きな活躍をしたことによって、むしろ存在感を増した感もある。
特に夏に行われるEUROについては、春秋制のアメリカにいることがかなり優位に働くのではないかとも言われているほどだ。
今週メジャーリーグサッカーの開幕を迎えるジョヴィンコは以下のように話し、この3ヶ月でアントニオ・コンテ監督の考えを変えさせると意欲を見せた。
セバスティアン・ジョヴィンコ
「いくらかの人々は、僕がもう代表チームには戻らないと思っていた。しかし、僕はトロントFCでうまくやった。そして、また電話を受けることが出来たんだ。
監督は言ったんだ。『誰に電話をするかということについて、制限は何もない』と。したがって、僕にも注意が向けられているということを知っている。
アメリカ・メジャーリーグサッカーのカレンダー(春秋制)は、EURO2016に向けては利点になるのかもしれないね。
でも、正直に言えば、それはほとんど無関係なものだよ。今から始まり、そして競争に戻るんだ。
監督には既にいくらかの考えがある。しかし、この3ヶ月がある。彼に若干の変化をもたらすことができる、そのための時間は十分にある」
「(イタリア代表には攻撃のタレントが不足している、と言われているね?)
我々には、確かに現時点でそのようなストライカーがいない。それは、結果が証明しているものでもあるね。
しかし、我々は本当にうまくやるだけの要素を持っている。きっちりと構築されたチームに配置された時にね。
我々は、個人の想像力に頼ることに慣れていた。今、それはさらに重要になっている。時代は変わってきた。誰もがそれぞれの見解を持っている。
自分のポジションが確約されていないのは良いことだ。それはいつも自分にあったものであり、それが私のキャラクターを強めてくれたんだ」