ルーマニア1部リーグのボトシャニは23日(日本時間24日未明)、元オランダユース代表FWクエンテン・マルティヌスがクラブを離れ、Jリーグの横浜F・マリノスに行くことを公式発表した。

マルティヌスは現在25歳。オランダの中堅クラブ、ヘーレンフェーンでデビューした左利きのアタッカーだ。

ヘーレンフェーンでは大成できなかったが、スパルタ(2部)、ハンガリーのフェレンツヴァーロシ、エメン(2部)を経て、2014年夏に加入したルーマニアのボトシャニでブレイク。昨夏には同国最強のステアウア・ブカレストから誘いを受けるまでに成長した。この話は金銭面で折り合いがつかず破談となったものの、ボトシャニではここまで55試合7得点を決めている。

マリノスは先日ブラジル人FWカイケを獲得したばかりで、深夜に飛び込んできたまさに「寝耳に水」のニュースといえるだろう。ただ現地の『Digi Sport』などでは公式発表前から報じられていた。

それによれば、ボトシャニとマルティヌスの契約は今シーズン末まででクラブの会長は契約更新を望んでいたが、日本から「断り難いオファーが届いた」として、移籍金がぎりぎり発生するこの時期に退団を容認したのだという。記事には移籍金が6万ユーロ(約750万円)、年俸が現在の4倍以上となる30万ユーロ(約3800万円)だとしている。

元オランダユース代表のマルティヌスは、2014年に出身地(旧オランダ領アンティルの首都ウィレムスタッド)であるキュラソー代表に鞍替えしデビュー。昨年には同代表の指揮官に就任したパトリック・クライファートから招集を受け、W杯予選に出場した。

キュラソー代表は今週カリビアンカップの予選を戦うが、今回の件が影響してかマルティヌスは招集外となっている。