今代表ウィークにおいて、ヨーロッパでは2017年のUEFA U-21欧州選手権に向けた予選も行われた。

イングランドU-21代表は敵地に乗り込んで、スイスと対戦。レスターに所属するデマライ・グレイが素晴らしいアシストを記録した。

右サイドを突破すると、鮮やかなターンで2人をかわしてボックス内に進入。中央へグラウンダーのクロスを送り、チュバ・アクポンのゴールを演出してみせた。

この冬、バーミンガムからレスターに加わったグレイは1996年生まれの19歳。体格こそまだ華奢だが、スピード感あふれるドリブルとテクニックを武器とするウィンガーだ。

バーミンガム時代から非常に評価が高く、クラウディオ・ラニエリ監督も 「彼は若く、いい才能を持っている。速くていいスキルもある。ドリブルは非常に巧いし、1vs1にも強い。クロスもシュートもある。我々にとってパーフェクトな存在だよ」と大きな期待を掛けている逸材である。

なお、スイス戦は1-1のドローで終了。試合後、イングランドU-21代表のギャレス・サウスゲイト監督は「(グレイは)スーパーなデビューだった。彼はずっと脅威になっていたし、ゴールシーンでの仕事ぶりは格別だったと思うね。オフザボールもよかった」と19歳のウィンガーを讃えていた。

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