先週末に行われたJ1第5節。

ACLの関係から2試合が金曜日に開催され、残りの7試合は土曜日に行われた。

中村俊輔のJ通算22本目の直接フリーキックやピーター・ウタカの2ゴールなど話題のあった今節だが、結果を見ていてちょっと気になることがあった。

試合結果の一覧を見てみよう。

浦和 2 - 1 甲府
広島 3 - 0 仙台
福岡 0 - 1 新潟
川崎F 1 - 1 鹿島
鳥栖 1 - 1 柏
大宮 1 - 1 磐田
FC東京 3 - 2 名古屋
湘南 1 - 2 神戸
G大阪 1 - 2 横浜FM

スコアレスに終わった試合は1試合もなかったのだが、それ以上に目につくのはホームチームの勝利数である。

9試合のうち、ホームチームが勝利した試合はわずか3ゲーム。パーセンテージで表すと33.3%だが、これはちょっと低い印象を受ける。

サッカーという競技では、「ホームアドバンテージ」という言葉がある。ホームチームは戦い慣れたピッチでプレーすることができ、アウェイチームに比べてより短い移動で済む。また、ピッチの状態もホームチームに有利なように保たれ、ホームサポーターが醸し出すプレッシャーは審判に心理的影響をもたらすかもしれない。

33.3%という数値は「勝ち」、「負け」、「引き分け」と書かれた3枚のカードからランダムに1枚を引いて「勝ち」を選ぶのと全く同じ確率である。実力差はあるにせよ、せめてもう少しくらい高くてもいいような気がする。

そこで5節までの全45試合を調べてみると、今シーズンはホームチームが勝利したケースが16試合あった。これはパーセンテージにすると35.6%、第5節で記録した33.3%とほぼ同じ水準だ。

これは何かあるかもしれない。そこで、過去10シーズンにおけるホームチームの勝率についてデータを集めてみた。

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