現在、世界で最もフリーキックを決めている選手のひとりと言えば、ウェストハムのフランス人ディミトリ・パイェットだろう。

その彼が、フリーキックの秘訣を語ったと、『London Evening Standard』が伝えている。

それによれば、彼はいま現在フリーキックの練習をしていないという。

ディミトリ・パイェット(ウェストハムMF)

「(FK練習に)かなりハードに打ち込んでいたよ。シーズン序盤から、ゴールしたボーンマス戦まではね。

あの試合の後は(FK)練習はしていないんだ。ボールの蹴り方に満足しているからね。

だから、そのテクニックを続けていて、今は試合前のウォーミングアップで数回蹴るだけなんだ」

「パレス戦はかなりラッキーだった。試合序盤に蹴ったフリーキックは枠を越えていってしまったんだけど、GKが逆側に少しだけ動くのが見えた。

だから、別のフリーキックを蹴った時にはそれをちょっと変えたんだ。そして、それはいい選択になった。

あのボールの軌道には驚いたと言わなければならない。普通は蹴って入るだろうという時にはそれを言うことができるし、時には(ゴールになる)前から祝うことだってできる。

でも、あれについては枠を越えると思ったら、そこから落ちたんだよ」

「フリーキックについて、今現在のとてもいい時間を楽しんでいるよ。自信に満ちているし、それによって新たなことにチャレンジもできる」

今年1月12日のボーンマス戦で決めたフリーキックで“感覚”を習得したようで、それ以降は練習する必要を感じていないようだ。おそるべし…。

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