レアル・マドリーとのクラシコで逆転負けし、公式戦での連続無敗記録が「39」でストップしていたバルセロナ。

先週末、エスタディオ・アノエタに乗り込みレアル・ソシエダと戦ったのだが、18歳のミケル・オジャルサバルにゴールを許し0-1で敗れている。

リーガでの連覇が現実的と思われていたバルセロナだが、これで2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差は「3」にまで縮まった。これにより、優勝争いは未だ読めない状況となった。

バルセロナにとって、これがリーガでの4敗目。とはいえ連敗は今季初のことであるのだが、ではバルセロナがリーガで連続して黒星を喫するのはいつ以来のことなのだろうか?

今回は、ジョゼップ・グアルディオラが監督に就任した2008-09シーズン以降、バルセロナが連敗したケースを調べてみた。

【2008-09シーズン】

第24節 バルセロナ 1 - 2 エスパニョール
第25節 アトレティコ・マドリー 4 - 3 バルセロナ

第36節 マジョルカ 2 - 1 バルセロナ
第37節 バルセロナ 0 - 1 オサスナ

【2014-15シーズン】

第9節 レアル・マドリー 3 - 1 バルセロナ
第10節 バルセロナ 0- 1 セルタ

【2015-16シーズン】

第31節 バルセロナ 1 - 2 レアル・マドリー
第32節 レアル・ソシエダ 1 - 0 バルセロナ

※対象はリーガ・エスパニョーラでの連敗のみ
※シーズンをまたいでの連敗はカウントしない

調べてみると、バルセロナがリーガで連覇したのは昨シーズンの第9節から第10節にかけて以来、およそ1年半ぶりのこと。この時もクラシコでマドリーに敗れ、翌週行われたセルタ戦でも黒星を喫した。

ジョゼップ・グアルディオラが監督に就任した2008-09シーズンには、バルサは意外にも中盤と終盤に二度も連敗を喫していたようだ。しかし、それ以降の2009-10シーズンから5季にわたって連敗を一切経験していない。これは驚異的なデータといえるだろう。

ちなみに、全ての公式戦を連続で眺めてみると、バルセロナが3連敗したケースが一度だけある。2013-14シーズンの4月にアトレティコ戦(CL)、グラナダ戦(リーガ)、レアル・マドリー戦(コパ・デル・レイ)と、3連続で負けている。

なお、この時の監督は現在アルゼンチン代表を率いるタタ・マルティノであり、6シーズンぶりに三大タイトルで無冠となっている。

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