5日に行われたバルセロナ対アトレティコ・マドリーのCL準々決勝1stレグ。
スペイン勢同士の対戦ということで、両者のプライドがぶつかる激しい試合となった。
Atletico Madrid point finger at referee after Barcelona comeback https://t.co/f1et4fAVU4 #UCL #Fcblive pic.twitter.com/QLSc3EnvJq
— Mirror Football (@MirrorFootball) 2016年4月5日
フェルナンド・トーレスは前半早いうちに2枚のイエローカードを受け退場しており、ルイス・スアレスもフィリペ・ルイスらと激しくやりあっていた。フアンフランにいたっては、ネイマールと接触した際に歯が折れていたのだという。
そんなこのゲームがいかに激しいものであったかは、試合のスタッツを見れば分かる。
こちらは、UEFA.comで掲載されているこの試合のタイムラインだ。
時間軸にそって各チームが起こしたアクションが表示されているのだが、注目すべきはカードの枚数である。バルセロナ3枚、アトレティコ9枚。フェリックス・ブリッヒ主審によって計12枚ものカードが出されているのだ。
カードを受けた選手は以下の通り。
セルヒオ・ブスケツ(イエローカード1枚)
ルイス・スアレス(イエローカード1枚)
ハビエル・マスケラーノ(イエローカード1枚)
フェルナンド・トーレス(イエローカード2枚、レッドカード1枚)
コケ(イエローカード1枚)
フィリペ・ルイス(イエローカード1枚)
アントワーヌ・グリーズマン(イエローカード1枚)
ルーカス・エルナンデズ(イエローカード1枚)
ヤン・オブラク(イエローカード1枚)
アウグスト・フェルナンデス(イエローカード1枚)
トーレス以外のカードは全て後半に出されており、こうしたデータからもやはりラスト45分で試合が活性化した印象を受ける。
ちなみに、今シーズンのCLにおいて1試合で12枚ものカードが出たのは最多タイである。
しかし、このゲームと並んで12枚のカードが飛び出した試合はラウンド16のバイエルン対ユヴェントス戦2ndレグであるが、このゲームは延長戦に突入してのものだった。それゆえ、90分でのカード数ではこのバルサ対アトレティコ戦が最多ということになる。
また、この試合では全部で35のファウルがあった。これは今季のCLの中で6番目に多い数字である。