『Daily Star』や『FourFourTwo』など各メディアは、「レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、ウェストハム戦に向けて語った」と報じた。
日曜日にウェストハム戦を控えるレスター。残り5試合の段階で現在2位のトッテナムとは勝ち点差7であり、3勝すれば自力優勝が可能だ。
ただ、その残り試合は強豪との対戦を残しており、まだ油断は全くならない状況でもある。
優勝目前のレスター…でもラスト3戦の相手が結構ハードって知ってた? https://t.co/mbZ0TDo30A pic.twitter.com/1RyqucgIUm
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年3月22日
記者会見に臨んだラニエリ監督は、2位では長期にわたって覚えてもらうことは出来ないと語り、初めてと言っても良い『優勝を意識したコメント』を発した。
クラウディオ・ラニエリ
「我々は良い物語を作ってきた。しかし、今後人々に30~40年間我々を覚えていてもらうためには、勝利することが必要なんだ。我々はまだ何も勝ち取っていない。
サッカーというものはとても奇妙だ。もしレスターではなく、他で――例えば、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティだったら?
彼らが7ポイントの差を付けていたとしたら、誰もが言うだろう。『シーズンは終わった』とね」
「(ギリシャでフェロー諸島に敗れるなどして解任されてから18ヶ月だ)
私は同じ監督だよ。ギリシャでは4ヶ月で選手と働けたのはわずか15回。試合の3日前に集まり、親善試合もしない。何もない。
それで何が出来るというのかね? 私は魔術師ではないよ。働き者であるだけだ」