『Gazzetta dello Sport』は「カザフスタンサッカー連盟は、ジェンナーロ・ガットゥーゾを代表監督に招へいしようとしていることを明らかにした」と報じた。

1991年にソビエト連邦から独立したカザフスタン。当初はアジアサッカー連盟に加入したものの、2002年に欧州サッカー連盟に鞍替えしており、2018年ワールドカップ予選ではルーマニア、デンマーク、ポーランド、モンテネグロ、アルメニアと同じグループEに入っている。

資源が豊かな国であるため、クラブレベルでは近年レベルを上げている。しかしその一方で代表チームはなかなか結果を残せていない。

記事によれば、カザフスタンサッカー連盟の関係者は以下のように話し、ガットゥーゾとは既に話をしていると語ったという。

「我々の国のレベルはそれほど高くはない。もしくは、我々が求める基準には達していない。クラブレベルでは改善しているが、確固たる目標を持った介入が必要だ。

彼のキャラクターとキャリアを考えるに、ガットゥーゾは我々の野心に合致する。彼は挑戦を愛する男であり、ファイターである。我々はリーダーとして働きたいという熱意がある監督を求めている。

彼は我々と長い間対話しており、我々の状況を完全に理解している。クラブの知識、そして草の根のサッカーのことも。我々は彼との対話にとても満足している」

現在レガ・プロ(3部)のピサで監督を務めているガットゥーゾ。現在チームはあと2試合を残して2位で、昇格プレーオフ出場権を獲得している。

しかしガットゥーゾはクラブの方針が変わってしまったとして今季限りでの退任を仄めかしており、シーズン終了後の去就が注目されている。

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