各国リーグはクライマックスを迎え、得点王争いも熾烈になりつつある。

そこで今回は、ちょっと違った角度から「ゴール」というものに迫ってみたい。欧州5大リーグの中で、最も多くの先制点を叩き出しているのは一体誰なのであろうか?

チームにとって多くのゴールをあげるストライカーの存在は重要だが、その選手が「どういう状況でよく点を取るのか」というのも気になる要素だ。

たとえば20ゴールを記録している選手が2人いたとして、Aは20点全てがリードした状態でのゴールで、Bは20点全てが先制点であったとする。もちろん前者も貢献度は高いのだが、やはり「先制点」がチームに与える影響はより大きいはずだ。

そこで今回は、欧州5大リーグにおいて最も「先制点」をあげている上位15選手の顔ぶれを見ていくこととする。

※2016年4月27日現在

10位:ギルフィ・シグルズソン(スウォンジー/ENG)

先制点の数:10
今季の得点数:11
先制点 / 得点数:90.9%

10位:マウロ・イカルディ(インテル/ITA)

先制点の数:10
今季の得点数:15
先制点 / 得点数:66.7%

10位:ケヴィン・ガメイロ(セビージャ/ESP)

先制点の数:10
今季の得点数:16
先制点 / 得点数:62.5%

10位:ロメル・ルカク(エヴァートン/ENG)

先制点の数:10
今季の得点数:18
先制点 / 得点数:55.6%

10位:リオネル・メッシ(バルセロナ/ESP)

先制点の数:10
今季の得点数:25
先制点 / 得点数:40.0%

10位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ(PSG/FRA)

先制点の数:10
今季の得点数:32
先制点 / 得点数:31.3%

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