ローマがナポリに勝利したことで、通算32度目となるスクデットが決定したユヴェントス。

リーグ戦での5連覇はクラブ史上2度目のことであり、これは実に82年ぶりの偉業である。

昨夏チームに加入したサミ・ケディラも24日に行われたフィオレンティーナ戦にフル出場を果たしている。

プレシーズンマッチで負傷したケディラは、9月30日に行われたCLセビージャ戦でデビューを果たした。

その後何度か怪我で離脱することもあったが、ここまでリーグ戦では20試合に出場しており、チームの優勝に貢献している。

移籍から1年でセリエA優勝を経験したそんなケディラだが、これまでに手にしたタイトルを見てみるとなかなかスゴかった。

【クラブタイトル】

ブンデスリーガ 1回(シュトゥットガルト)

リーガ・エスパニョーラ 1回(レアル・マドリー)
コパ・デル・レイ 2回(レアル・マドリー)
スーペル・コパ 1回(レアル・マドリー)
UEFAチャンピオンズリーグ 1回(レアル・マドリー)
UEFAスーパーカップ 1回(レアル・マドリー)
クラブワールドカップ 1回(レアル・マドリー)

セリエA 1回(ユヴェントス)
スーペル・コッパ 1回(ユヴェントス)

【代表タイトル】

ワールドカップ(ドイツ代表)

U-21欧州選手権(U-21ドイツ代表)

「獲得タイトル」という定義は難しいが、一応ここでは「在籍したチームが勝ち取ったタイトル」ということにする。

ケディラはこれまでシュトゥットガルト、レアル・マドリー、ユヴェントスと3つのチームを渡り歩いているのだが、その全てでリーグタイトルを手にしている。さらに、レアル・マドリーでは参加した全てのコンペティションを制しており、ユヴェントスでの初年度でもすでに2つのタイトルを手にしている(スーペル・コッパには不出場)。

そしてケディラといえば、もちろんドイツ代表としての成績も忘れてはいけない。

2014年大会では懸命なリハビリで本大会に間に合わせると、見事優勝を経験。さらに2009年にはメスト・エジルやマッツ・フメルスらとU-21欧州選手権に出場しており、ここでも優勝カップを掲げている(この時はチームキャプテンだった)。

29歳ながら、これだけのタイトルを手にしているというのは地味にスゴいことであろう。

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