ブラジルのスポルチは26日、新たな指揮官にオズワルド・オリヴェイラ氏を招へいしたことを発表した。
Oswaldo de Oliveira é o novo técnico do Sport https://t.co/xlLUwyMfsk pic.twitter.com/vqGAZ8Fftz
— Sport Club do Recife (@sportrecife) 2016年4月27日
ペルナンブッコ州の強豪スポルチは、2014年からエドゥアルド・バチスタ氏が率いていたが、同氏は昨年9月、リオの名門フルミネンセに引き抜かれる形で退任。後任に招かれたのは現役時代にジーコ、トニーニョ・セレーゾ、ソクラテスと「黄金のカルテット」を形成した元ブラジル代表MFファルカン氏だった。
しかしファルカン氏は、今月行われたコパ・ド・ノルデスチ(北東カップ)の準決勝でカンピネンセに不覚を取り解任。このほど、オズワルド・オリヴェイラ氏が招へいされる運びとなった。
Jリーグのファンの方であればピンとくる名前であろう。
最初に名前の出たバチスタ氏は、現在ヴィッセル神戸を指揮するネルシーニョ監督の息子で、ネルシーニョ監督が名古屋グランパスを率いた2003~2005年と、柏レイソル時代に父親の下でコーチを務めた経験を持っている。
また、ファルカン氏は1994年にわずか5か月間だが日本代表の監督を務め、オリヴェイラ氏は鹿島アントラーズを5シーズン率い、2007年からJ1で3連覇の偉業を成し遂げたことで記憶に新しい。
つまり、3人連続で日本に所縁のある指揮官になったというわけだ。