開幕までいよいよ2ヶ月を切ったブラジルW杯。
4年に一度の祭典が近づくにつれ、大会の関連グッズ、さらにはユニフォームなどが続々と登場しているが(一番下の関連記事参照)、試合会場の一つであるレシフェ(ヘシフェ)をホームとするスポルチ・レシフェも16日、こんな新ユニフォームを発表した。
スポルチは今年からadidasとサプライヤー契約を結んでおり、今回、レシフェで試合をする国の中でもadidasと契約しているチームを歓迎するユニフォームをリリース。
日本代表も6月14日、運命の初戦であるコートジボワール戦をレシフェで行うため、今回のユニフォームの対象として選ばれた。
カラーは“サムライブルー"の代名詞である青ではなく、ブラジルW杯向けのアウェイで採用された蛍光イエロー。黒パンツ、黒ソックスとの組み合わせになっており、国旗とともに胸と背中には漢字で「歓迎」の文字が入れられている。
こちらは6月23日にクロアチアと対戦するメキシコを歓迎するモデル。同じく胸と背中にスペイン語で「歓迎」を意味する“Bienvenidos"。
6月26日にアメリカと対戦するドイツも同様に、ドイツ語で“Willkommen"と入れられている。シンプルなデザインに黒パンツがドイツ代表のクラシックなイメージと重なる。
「W杯にとにかく乗っかれ!」というマーケティング的な逞しさも感じるスポルチの新ユニフォーム。
クラブの発表によると、今週末に開幕するカンピオナート・ブラジレイロやコパ・ド・ブラジルの試合において、実際に着用もするとのこと。チームカラーである黒と赤のホームを最初に使用するのがどうやら5月25日のコリンチャンス戦のようなので、それまでの一ヶ月間、これらのユニフォームを着てW杯ムードを盛り上げることになりそうだ。
さすがブラジルというほかない。