トップアスリートが口にすべきでないものとは…

昨年、リオネル・メッシが本格的なダイエットに取り組み、「顔ヤセ」したことは大いに話題になった。

メッシに栄養指導をしたのは、栄養学者であるジュリアーノ・ポセリ氏だ。そんななか、スペイン紙『mundo deportivo』が、彼へのインタビューを敢行した。

『as』ではその内容を英語で伝えているので、一部を紹介する。

ポセリ氏が用いているのはキネシオロジー(運動機能学、運動生理学)。メッシが最高潮を維持するのに重要な役割を果たしているもののひとつだと彼は述べている。

鍵となる5つの飲食物は「水、高品質のオリーブオイル、農薬など体に有害な物質に汚染されていない穀類や新鮮なフルーツ、野菜」。また、ナッツや種類なども、とても体にいいと語っている。

一方、最も良くないものは、砂糖だそう。「筋肉にとっては最悪です。彼が砂糖に近づかなければ近づかないほどよりいいですね。小麦粉も厄介です。最近は汚染されていないものを探すのは難しいので」。

また、塩と肉の摂取量について聞かれた際には、アスリートの体にとってはよいが、少量でいいと語ったという。「アルゼンチンやウルグアイの人達が普段食べる量はかなり多く、消化するのが難しい」。

「私のメソッドには疑念はない。誰もが毎週毎週のメッシを見ることが出来る」とも述べたポセリ氏。

食品科学に関しては多くの無知があり、選手たちも彼の考えに従いたくないことが多いものの、3週間も試せばその効果を実感するので、その後は続けることになるという。

そうなると、心を開いてくれるそうで、「人間の心はパラシュートのよう。開いた時にだけ機能する」という言葉も口にしたとのこと。

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