MLSのニューヨーク・シティでプレーするイタリア代表MFアンドレア・ピルロは、36歳になった現在でもこの地球上で最も優れたキッカーの1人と言えるだろう。
30日のバンクーバー・ホワイトキャップス戦でも元スペイン代表FWダビド・ビジャのアクロバティックなスーパーゴールをアシストし、チームの逆転勝利を演出している。
[Qoly] これぞ放映権をとった理由…ピルロからビジャ、夢のコンビで超絶ゴールだ! https://t.co/IzH7bD94nC
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月1日
しかし、この試合ではちょっと珍しいこんな場面もあった。
Pirlo just hit the worst corner kick of the year. I've seen it all. #NYCFC pic.twitter.com/PsJtKAUb5q
— Pablo Maurer (@MLSist) 2016年4月30日
右サイドからのコーナーキックをまさかのキックミス!高々と打ち上げ、ボールはゴールラインを割ってしまったのだ。
稀代の名手らしからぬミスであるが、情報の拡散に積極的なMLSの公式はこのシーンからこんな動画を作成していた。
ピルロの蹴ったボールがスタジアムを飛び出て大気圏を突破し、宇宙ステーション(?)のそばを通過するというもの。
エンターテインメントの国アメリカはサッカーのレベルこそ世界最高峰ではないものの、情報量と発信力に関しては欧州のトップリーグを凌駕するほどで、MLSもさまざまな角度から話題を提供している。
Jリーグも参考にすべき点は多々あるのだが…果たしてこれを見習う必要があるかは疑問の残るところである。