5月から日本でのテレビ放送が決まったアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)。

カカ、ピルロら世界的なスーパースターに加え、工藤壮人、小林大悟、遠藤翼ら日本から挑戦する選手も増えてきており、それが放映権の獲得に繋がった形だが、それでもなお、このリーグで最も成功した日本人といえば木村光佑だろう。

日本人として初めてMLSでプレーした“パイオニア”として知られる木村。Jリーグを経ず、ウエスタンイリノイ大学からドラフトを経由してコロラド・ラピッズに入団し、2010年には右サイドバックのレギュラーとしてMLSの頂点に立った。

ただ2012年にコロラドを離れてからはポートランド・ティンバース、ニューヨーク・レッドブルズ、ウィジェフ・ウッジ(ポーランド)と転々。そのウィジェフ・ウッジは降格したため、昨夏にフリーでアトランタ・シルヴァーバックスに加入して北米サッカーリーグ(NASL)に進出し、1月に現クラブのラージョOKCと契約した。

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