木村光佑

「自分は32歳だ。チームメイトと比べると年をとっていることは認めざるを得ないね。クラブは僕にセカンド・バックアップになる事を求めていた。

しかし、僕はプレーし続けたかった。ベンチに座っているのは嫌いだよ。プレーしている時、幸せを感じるんだ。まだチームで最も速く、最もフィットしているよ」

「(昨年はポーランドでプレーした後アトランタに来て、今年NASLのラージョへ移籍した)

誰もがここで努力をしているよ。我々は皆戦っている。これは良いコンペティションだ。リーグは成長しているし、アメリカのサッカーにとっても、選手にとっても、選択肢が増えるのは良いことだ。

この地域のオーナー、そしてラージョ・バジェカーノから来ている方がいる。それはマドリードの1地区で、彼らのコミュニティにおける誇りは大きい。

我々は同じだ。お互いのために、コミュニティのために戦い続ける。誰もがそこに傾倒しているんだ」

「(22日にはマイアミ戦[※]を控えている。君は先週末80%のパス成功率を記録し、リーグトップレベルのスタッツを誇っているね)

大きな誇りを持っているよ。ボールを失いたくはないが、それと同時に危険なプレーが出来るか? 相手を嫌がらせることが出来るか?

10回のパスを繋ぐことよりも、1回のアシストを決める方がずっといい。

コロラドでは、僕は誰よりもボールを触っていた。自分はパワーを持っているし、もっと何かが出来るだけの良いポジションにいる。

ボールの争いで負けないのは素晴らしいことだが、同時にもっと相手に侵入していけるよ」

(※マイアミ戦は22日に行われ、2-3で勝利。背番号27をつける木村もフル出場を果たしている。)

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