10試合を終えたJ1でわずかに6失点と、強固な守備力を見せる今季の鹿島アントラーズ。

中盤から前線にかけてもJ1で指折りのタレント力を誇り、遠藤康や土居聖真といった選手はいつ日本代表に招集されてもおかしくない。

そんな鹿島の中で、トリッキーなドリブルでチームにアクセントをつけるのがMF中村充孝だ。

今季5試合に先発出場している中村。4日に行われたアルビレックス新潟戦で、こんな突破を見せてくれた。

1-0とリードして迎えた42分、リスタートから昌子源が前方にロングボールを送る。

これに中村がコーナーフラッグ付近で追いつくと、スペースが無いなか足裏を使った巧みな技で対峙していたDF酒井宣福を抜き去る!そしてカバーリングにやって来た小泉慶もかわすのだが、ここで倒され鹿島にファウルが与えられた。

相手にボールを当ててコーナーキックを取ることがセオリーなこの場面で、矢印の方向への突破を思いつく選手が一体どれだけいるだろうか?

ゴールライン際での突破はアンドレス・イニエスタが得意とするプレーだが、本家に負けないだけのトリッキーな選択であった。

中村は1990年生まれの25歳。

市立船橋高校から京都サンガに加入し、2013年からは鹿島に活躍の場を移している。その技術力は鹿島の中でもトップクラスにあり、こうしたイマジネーション溢れる予想外のプレーは中村の代名詞でもある。