27年間続いたアレックス・ファーガソン体制の終焉以降、厳しいシーズンが続いているマンチェスター・ユナイテッド。
ルイス・ファン・ハール監督就任2年目の2015-16シーズンもFAカップでこそ決勝へ進出したが、CLでまさかのグループステージ敗退。また、10日に行われたリーグ戦でウェストハムに敗れた結果、来季のCL出場権獲得も難しくなってしまった。
ピッチの外ではジョゼ・モウリーニョ監督招聘の噂も絶えない彼らが11日、2016-17シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。
Manchester United 2016-17 adidas Away
ユナイテッドに限らずホームからが多い新ユニフォームの発表だが、今回先に解禁されたのはアウェイ。
adidasと契約して2年目のモデルは、定番カラーの一つである青を基調にしたデザイン。これは1968年、ウェンブリーでベンフィカを4-1で破り初の欧州制覇を達成した際に着用していたユニフォームに由来しており、今回はそこにメランジ調の模様を組み合わせている。
スリーストライプスは肩の配置。
We went behind the scenes on the 2016/17 away kit photoshoot... https://t.co/5m9rTVCAPs
— Manchester United (@ManUtd) 2016年5月11日
パンツとソックスはともに青。パンツのサイドに“3本線”がないのは珍しい。
ソックスもシャツと同じメランジ調だ。
Signed Nobby Stiles 1968 Manchester United photo 12x8 https://t.co/GDSg3HWnDE pic.twitter.com/Ok1jP9AXUc
— Manchester Unitedeal (@manutdeal) 2016年3月28日
こちらが1968年の優勝時の写真。この青はサードユニフォームで(アウェイは白)、「全身青」というのは当時と同じコーディネートであることが分かる。
ちなみにカップを掲げているのは、ボビー・チャールトンやジョージ・ベストらを陰で支えた“潰し屋”ノビー・スタイルズだ。